コンビニの商品開発がしたいなら、どうすれば良い?朋和産業に聞いてみた

1.コンビニ会社に就職する必要がある

今や、どのような商品でもそろってしまうコンビニは、便利なだけでなく魅力的な商品であふれています。

特に最近では「自社商品」に力を入れているところが多く、各社が趣向をこらしています。

そのようなメニューの商品開発に携わりたいと考える人も多くなってきていますが、実際に開発を行うためにはどうすれば良いのでしょう。

開発と言っても、その商品のコンセプトなどから考えて企画していく役割もありますし、味を調整していく役割、朋和産業のようなパッケージのデザインを考える役割、コストのやりくりをしていく役割、広告の打ち方を考えていく役割など、様々な仕事が集まって、一つのものを完成させることができると言えます。

そのような仕事に就くのは、どのような場合でも決して簡単なことではありません。

具体的には、どのような行動を起こしていけば良いのでしょうか。

まずは、各コンビニ会社に就職する必要があります。

コンビニチェーンで働くというと、最初に思い浮かぶのがバイトで接客する姿だと思いますが、そこから商品開発をする部署に行くのは難しいと言えます。

バイトを経て、実績が認められ正社員になり、本社へ行けるということも絶対ないとは言い切れませんが、かなり確率は低いことだと言えるでしょう。

2.コンビニの商品開発に関われる会社を選ぶ方法もある

本社に新卒採用の正社員として入社し、様々な仕事を経て、希望が通ってはじめてそのような部署での仕事に関われるという可能性が出てくるのです。

もちろん、そのような入社の仕方をしてもなかなか希望する仕事ができない場合もあります。

頑張って様々な実績を残してこそ、自分の希望する仕事に関わることができる可能性が高まります。

特に商品開発をするためには、マーケティングなどをしっかり把握しなければいけませんので、営業の仕事や接客、市場の調査などの経験を経てからでないと、難しいでしょう。

強い気持ちがあるのであれば、入社試験などの際に自分の熱い思いを伝えたり、資料にまとめたりすると、先方に気持ちが伝わり、早い段階で希望する仕事に携われるかもしれません。

もちろん開発の仕事に関わるためには、必ずしもコンビニ会社に就職しないといけないというわけではなく、他の方法もあります。

基本的に自社商品の開発を行う際には、必ず他の会社のメーカーと協力して製作をすすめていきます。

たとえばデザートの開発であれば、大手デザートメーカー、パンの開発であれば、大手のパンを作っている会社などと一緒にタッグを組んで作っていくことになります。

中身だけでなくパッケージの部分であれば、広告やデザイン会社などとも関わります。

ですので、そのような大手のメーカーに就職することで、コンビニの商品開発に携われるという可能性が出てきます。

他の会社に入った際も、商品の開発に関わる部署で働くためには様々な経験を積む必要があるでしょう。

食品メーカーなど、会社によっては、文系・理系で仕事が分担されてしまうような場合もあります。

3.コンビニの商品開発に関われる方法

会社員として開発に関わる以外にも、方法はあります。

最近では芸能人や「インフルエンサー」などが監修していたり、コラボレーションをしていたりする商品もよく見かけます。

「インフルエンサー」とは多くの人に影響を与えることができる人のことで、一般人でもネット上で人気を集めている人などのことも指します。

さすがに、商品を開発したいから芸能人を目指すという人はあまりいませんが、「インフルエンサー」として好きなものを発信し続けることで、商品を開発することに関わることができたという人もいます。

たとえば、ラーメンが大好きで、ブログやSNSなどを使って情報を発信し続けて有名になった人が、商品の開発の監修を行うことなども珍しいことではありません。

もしも、「私はこれが好きだからこんな商品を開発したい」という思いがあるのであれば、それについて発信し続けるということを始めてみてはいかがでしょうか。

ネット上で多くの反応を得られることを「バズる」と言いますが、自分の投稿が「バズる」ことで企業に届き、声がかかるかもしれません。

なかなか簡単なことではありませんが、熱意と自信があるのであれば、このような方法もアリだと言えるでしょう。

実際に開発に関わることができるようになったら、どのような仕事を行っていくのでしょうか。

開発に関わる場合、基本的にはどの仕事でも、「お客さんのニーズを調べる」「そのニーズに合った商品を製作する」「製作した商品が売れるための工夫を生み出す」「商品を発売してどのような反応があったのかを調べ、次の開発に活かす」というアクションの起こしていくことになります。

一人ではできないことなので、同じ会社のメンバー、他の会社、商品を購入するお客さんなど多くの人と協力してすすめていかなければいけません。

簡単なことではありませんが、「どうしてもコンビニの商品開発がしたい」と強く願うのであれば、自分が叶えられる確率が一番高そうな方法を考え、そこに向かって今から動いていきましょう。

最終更新日 2025年5月20日


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