社員旅行やサークルの旅行など、団体旅行で移動が発生するケースでは、貸切バスの利用が便利です。
移動を個人に任せたほうが楽ですが、そのぶん個々の交通費負担は増えますから、旅行に対する満足度は下がってしまいます。
自家用車やレンタカーの方が移動中も気兼ねしないというメリットがあるものの、燃料費や高速料金も考慮すると、移動にかかる経費は跳ね上がります。
そもそも団体旅行で交流を深めるという、本来の目的も達成できません。
電車を利用する方法もありますが、自由席では特に繁忙期は全員の座席を確保できる保証がありませんし、指定席は当然ながら料金が高上がりです。
その点貸切バスは大型でも比較的安価ですから、人数が多いほど一人当たりの料金が安くなります。
貸切料金の目安について
貸切料金の目安はバス会社や設備のほか時期にもよりますが、60名程度の大型バスでも5万円から10万円、10名程度のマイクロバスであれば5万円以下で予約できますから、一人あたりの料金は1000円から3000円ほどで済みます。
貸切バスを利用した場合、全員がゆったりと旅行に参加できるのも大きなメリットです。
自動車を運転すると、せっかくの旅行でもアルコールは飲めませんし、運転者に気を使うあまり楽しめない人もいます。
バスなら参加者全員が自由ですし、交通費が浮いたぶんをお土産代にまわすなど、他の部分に使うことができます。
時間ごとの点呼や人数の把握が楽なことも、貸切バスの良さです。
団体旅行では幹事が多くの人を管理しなければなりませんが、それぞれが別の手段で移動する場合、すべての人の移動方法や車両を把握する必要があるほか、違法駐車等にも気を配らなければなりません。
全員がバス移動であれば、バスの乗降時にチェックするだけで済みますから、幹事の負担を大幅に減らすことができます。
ある程度時間の融通が利くのも貸切バスの良いところ
一般の公共交通機関に比べ、ある程度時間の融通が利くのも貸切バスの良いところです。
電車や路線バスでも団体行動は可能ですが、すべての移動を交通機関の時刻表に合わせなければなりません。
数人程度であれば問題ありませんが、大勢の人間を管理しつつ同じ時間帯に行動するのは意外と大変なものです。
最近は設備も充実しており、テレビや冷蔵庫に限らず個室トイレ付きだったり、ゆったりとした座席で差別化しているバスもあります。
オンラインで簡単に見積もりや予約が可能ですから、団体旅行の幹事を務める際には、一度確認してみるのも良いかもしれません。
福岡の貸切バス料金、コース紹介より引用
最終更新日 2025年5月20日