最近は健康ブームが流行っています。
その中でも金時ショウガは冷え性やダイエット効果に効果があるとよくいわれています。
金時ショウガはショウガの中の王様と言われるぐらいショウガの成分が多く含まれています。
ショウガには特に目立った栄養分は含まれていません。
ショウガ独特の香りや辛さを求めている方も多くいます。
食べることはもちろんですが、健康のために摂取する方も多いのです。
金時ショウガの成分には「ガラノラクトン」「ジンゲロール」「ショウガオール」という成分が様々な症状に効くというのです。
ガラノラクトンという成分はショウガの独特の爽やかな香りの成分です。
これは、国産のショウガにだけ見られる特徴だそうです。
このガラノラクトンはジンゲロールやショウガオールと同じように血行をよくし、身体を温める働きがありますが、それに加えて消炎作用もあるといわれていて、胃もたれや胸やけだけでなく咳やのどの痛みにも効果ぎあるといいます。
金時ショウガにはこのガラノラクトンが他のショウガに比べてたくさん含んでいるのです。
金時ショウガのガラノラクトンの含量は2.430%に対して谷中ショウガは0.800%、静岡4号ショウガには0.730%、黄ショウガには0.210%これ以外のショウガにはほとんど含まれていません。
この数字を見ていただければ分かるように金時ショウガにはガラノラクトンが他のショウガより圧倒的に多く含まれています。
ジンゲロールも同じように他のショウガより倍以上も含まれています。
ジンゲロールやガラノラクトンはセロトニンの働きを弱めたりプロスタグランジンの生成を抑制したりする効果もあります。
セロトニンは筋肉(平滑筋)を収縮させる働きが、プロスタグランジンは幾つかの働きの中に血管を収縮させる働きがあります。
これらを抑制することにより血管の収縮を抑制するのです。
ジンゲロールとガラノラクトンには抗酸化作用もあるといいます。
これはガンの原因とされている活性酸素を除去する効果もあります。
有効成分がダントツに多い金時ショウガは身体を温めるぢけではないようです。
最終更新日 2025年5月20日